世界で1番大好きなアイドルが結婚した。

 

櫻井くんが結婚した。

 

中学生の時からずっと大好きな人が結婚した。

結婚してしまった。

 

仕事終わり、Twitterを開いたらまっさきに「櫻井&相葉結婚」の文字が飛び込んできた。「ウソ…」と声を出してエレベーターから降りられなかった。後輩に心配された。動けなかった。

 

いつか来ると思ってた。嵐が休止を発表してから、櫻井くんは休止したら結婚するんだろうなって漠然と思っていた。そして嵐が休止するまでは櫻井くんは結婚しないだろうとも思っていた。覚悟もしてた。予想外のタイミングでもない。でも動けなかった。

 

大好きな人が結婚した。ずっと大好きな人が結婚した。大好きな人に1番の女性ができた。

 

久々にこのブログを開いたら最後の記事が櫻井くんの熱愛が出たときだった。あの日はご飯の味がしなくなったしテレ朝もMステも見れなくなった。それから随分と時間が経って、私も歳をとって、時代も変わって、嵐も休止して。あの時には想像できなかった未来に今わたしはいて。櫻井くんは結婚した。

 

櫻井くんと恋愛したかったわけじゃないし、櫻井くんと結婚したかったわけでもない。櫻井くんは私が大好きなアイドルで、私はただのファンである。櫻井くんを見たのはライブや番協の時だけだったし、プライベートの彼に遭遇したことなんてない。櫻井くんは私にとって「嵐」の「櫻井翔」だし「アイドル」の「櫻井翔」だ。ステージにいる彼が大好きで。歌っている彼が、踊っている彼が、メンバーといるときの彼が大好きだ。そんな姿が昨年末で見れなくなった。見れなくなっても、櫻井くんを好きなことには変わりなかったけど、心にぽっかり穴が空いたみたいだった。最後のライブが、最後の表情が、あまりにも美しくて、切なくて、愛しくて、私の青春も綺麗に幕を閉じてしまった。

 

ずっと「大好き」だけど、あの頃の「大好き」とは種類が違うのかなと思う。

 

「あの頃」は、コンサートには行けないのに、グッズを買うために5時間炎天下の中並んだ。机の前には櫻井くんのポスターを飾って勉強を頑張った。嵐のコンサートに行くために勉強を頑張った。神様が見てると思ったから。頑張らないと嵐に会えないと思ったから。苦手な持久走の授業も一回も歩かずに走った。一回でも手を抜いたら嵐のコンサートに外れるし、頑張っただけ嵐に会えると思った。そんな学生時代だった。私の青春そのものだった。

 

ずっと同じ熱量を保てていたわけじゃない。毎回レギュラー番組を見れていたわけじゃない。全ての番宣を、露出を追えていたわけじゃない。

 

「あの頃」と「今」で想いの方向性や、重さや、何もかも変わってしまったけど、でも、私の1番大好きな人は、大好きなアイドルは櫻井翔だった。

 

コロナ禍になって、悲しいニュースが増えて、私が大好きな人が幸せであってほしいと思うようになった。アイドルだって人間だし、人生は一回きりで、私はたくさん幸せにしてもらったから、幸せになってほしいとおもうようになった。

 

動けなかったし、久々にポエムプログ書いちゃうし、なんか油断したら理由のわからない涙出てきてしまいそうだし、櫻井くんが結婚したら聞くと決めていた失恋プレイソングを聴いてるし、でも幸せになってほしいと思う気持ちもウソじゃないし、心がぐっちゃぐちゃだけど。

 

本当に。本当に。

結婚おめでとうございます。

一般の人と同じような生活は今後も無理だと思うけど。たくさんの華やかさとともに、たくさんの嫌なことを「当たり前」のように押し付けられてしまう仕事でもあると思うけど。

その中で、最大限に幸せになってほしい。

そして家族を幸せにしてほしい。

 

そして、私はきっと、結婚より何より、大好きな人が世間から批判されるのが1番嫌だから、どうか、どうか、そこだけはお願いします。どんなことがあっても、「家族を裏切ること」だけはしないで。

 

たくさん幸せにしてくれてありがとう。

頑張る意味をくれてありがとう。

そしてこれからも、ずっと、大好きです。

 

 

結婚おめでとうございます!!!!!!