考えるのをやめたかったけどやめられなかった人の話。


わからない。わからない。
なぜだ、なぜ今アリーナ公演なのか。

近年、わたしは嵐サイドのと「ズレ」を感じている。始まりは15周年のハワイ公演だった。ハワイが意味がある場所だってこともそこでコンサートするのがすごいことだってことも、わかる。でも15周年の記念のコンサートがお金があって時間があって運がある、そんな3条件を揃えたファンしか行けないなんてわたしには理解できなかった。ライブビューイングだって、全て一般でチケット販売だ。それさえ当たらない。ファンってなんだ。ファンクラブってなんだ。年会費ってなんなんだ。憤りしか感じなかった。それに今回のアリーナツアーだ。ファンとの近さってなんだ。17万人って今回のツアーの東京ドーム公演の収容人数より少ないじゃないか。今回のドームだって私の周りに当たらなかった友人はいる。駅を降りれば「チケット譲ってください」と書かれたパネルを持った人がたくさんいる。これが現状だ。こんなに嵐が頑張って公演数増やしたって行けない人はまだいる。それが全国で17万人だってよ。きっと何回も何回もいろんな手段使っていく人もいるんだろう。あえてどんな手段かは書かないけど。
コンサートは幸せな空間だ。幸せな空間であるべきだと私は思う。大好きな人が輝くステージに立ってる姿が一番好きだ。だけど今はモヤモヤした気持ちが先に出る。まだ申し込みすら始まってないのに。何かがおかしい。こうなるたびに嫌いになりたいと思う。心から大好きな人を嫌いになりたいと思ってしまう。そうすればこの痛みはなくのだろう。忘れたい。櫻井くんを好きな自分を綺麗に消したい、そこまで思う。でもどうしても消せない。櫻井くんへの好きも、櫻井くんが好きな自分も。だからまだこのモヤモヤとともに生きていくのだろう。

あまり文句を言うのは好きではないし、極力言わないようにしている。だけど今回は吐き出さないとやってられなかった。

考えるのをやめよう。考えるのをやめよう。考えるのをやめよう。まだ何も始まってないのだから。