人生初SHOCK感想

どうしても自分の初SHOCKの感想を残しておきたいという自己満で書かせてもらいます。3/16、わたしは初めてSHOCKを観劇しました。


何から書いていいかわからない。ほんとは見終わった直後に書きたかったのに、観劇後に体調を崩しやっとの思いで家までたどり着いた私にはそんな気力はありませんでした……(無念)拙すぎる記憶を頼りに書かせていただきます。



今年で15周年を迎えるSHOCK。


率直な感想は一つです。


もっとSHOCKを観たい人生だった。



15周年を迎えるまでこの舞台に出会えなかった後悔と、15周年を迎えた年にこの舞台に出会えた喜びという相反する感情でいっぱいになりました。



1000回記念公演のBlu-rayは出ていたのですが、あえて初回は前情報をほとんど入れない状態で鑑賞したいので観ていませんでした。だから、今年の曲やキャストの変更も何もわかりません。そしてストーリーや曲もほとんど頭に入れずに行ったのでそれを追うのに必死で細かい部分は全く見れていません。だから、ど素人が見たひどく表面的な感想と思ってください。


一緒に行った友人が「目の前にスクリーンがあってその映像を見ている気持ちになった」と言っていました。ありきたりな言葉ですが、そこで生で起こっていることだと思えなかったのです。


この舞台を15年間続けてきた光一さんの体力と精神力は凄まじいものだなと。SHOCKを観た人が何万回も言ったであろう感想を言わずにはいられなかった。



光一さんが帝劇のステージの中央に立った時、「この人はここに立つために生まれてきたんだな」と身勝手な思いで涙が溢れそうになりました。


前のブログを読んでもらえればわかるとおもいますが、わたしは嵐のことも好きです。彼らのステージでは絶対的なセンターが存在しません。曲により、演出により、誰がセンターにたっても嵐が成り立つ、それが嵐の魅力の一つだと思ってます。


KinKi Kidsのステージでは2人はシンメです。シンメ大好き芸人なので彼らのステージはとても魅力的でした。背中合わせで歌っても二人で正面向いて歌っても向かい合って歌ってもKinKi KidsKinKi Kidsとして存在しているという強さを感じるステージでとてもとても大好きです。


そんなわたしは初めて絶対的センターが存在するステージを見ました。光一さんがカンパニーを引っ張っている座長であることが幕が開いて数分でダイレクトに伝わってきました。


あぁ、これはわたしの好きなステージだ。


そう思いました。

それぞれのステージにそれぞれの魅力があります。だけど初めてセンターがいるステージを見てとってもいい意味で衝撃的だったんです。そこに立ってる光一さんが着ているキラキラした衣装がどれもわたしの大好きな衣装でした。光一さん腰についてるヒラヒラ(説明下手かよ)になって光一さんの美しさを際立たせることができたら、どんだけ幸せでしょうか…(危ない)


オープニングでひし形から出てくるシルエットも(説明下手)、羽根が生えててワイヤーが飾り物じゃないかと思うくらい美しいフライングも、フライングから着地するときの優雅さも、殺陣のときの狂気的な表情も、想像より痛々しくなかったプロの技が光る階段落ちも、十字架を背負った光一さんも、アドリブで笑わせる光一さんも、ユウタに対して甘々な光一さんも、夜の海の赤い衣装も、物語の展開の切なさも、CONTINUEの白い衣装もぜんぶぜんぶわたしが去年から観たいの恋い焦がれたものでした。



そして私は全編、リカに感情移入してしまったのですが、ONEDAYは泣けました。神田沙也加さんが新堂本兄弟に出演した際、光一さんとデュエットしたことは記憶していてそのときこの曲が大好きで繰り返し繰り返し聴いていたのですが、SHOCKの内容を全く知らなかったのでただ単に曲調が好きで聴いていただけでした。物語の世界観に溶け込んだONEDAYはほんとうに素敵だった。2幕のリカの説得後に歌われたときに涙があふれてしまいました。


出てくる具体的な感想がONEDAYだけなんですが、それには理由があって、バラード曲で落ち着いて聴いてられたんです。ほんとにどの楽曲も私のどストライクだったんですがダンスナンバーになると『ド素人、何処に焦点を合わせたらいいかわからなくなる問題』が発生しまして、「え、この衣装やばい。ハットやばい。あっ、福ちゃんかっこいい。こんなにかっこいいって聞いてない。屋良くんもかっこいい。こんなかっこいいって聞いてない。岸くんかわいい。ガチャガチャお兄ちゃん。アァァァァ光一さんかっこいいんじゃ〜〜〜」って感じでした(伝わらない)要するに記憶飛びました。








見慣れてる人からしたら拙すぎる感想だと思います。誰得だよ?このブログ。自分のためです。次にSHOCK観る自分へのメッセージです。次はパニックになるなよ。(フラグ)



もっと早くこの舞台に出会いたかった。もっと早く光一さんを好きになりたかった。



もうどう足掻いても時間は巻き戻せないので、これからの光一さんとSHOCKを応援していきたいという思いを1000回公演のBlu-rayを再生しながら噛み締めています。(初観劇後に買うことを決めてた)



そして私の観劇した週の木曜日、事故が起きてしまいました。直後で想像が容易にできてしまい、二日間ぐらいずつと心がざわざわしていました。しかし、その事故を決して肯定せず、エンターテインメントを信じてまた走りだしたSHOCKカンパニー。千秋楽まで無事に公演を終えることを祈る毎日を送りたいと思います。


ワイドショーでみたカーテンコールの光一さんの儚くも決意に満ちた顔が忘れられません。座長として15年間、カンパニーを率いてきた彼にしかあの表情はできないなと思いました。そしてこの人のことを好きになれたことをほんとうに幸せだと思いました。ずっと応援していこうと思いました。


もう今年の帝劇公演は観ることはできないので、次のSHOCKがあるのか、あったとしてもいつになるのかはわかりませんが、いつかあると信じてバイトを頑張りましょうかね。






もしKinKi KidsがVS嵐に出演したら。



妄想が止まらない。



光一さんのミタライ出演が決まった時、VS嵐に番宣に来ることを期待したのは私だけではないはずだ。しかし、ドラマの日程上、出るとしてもSHOCK中に収録しなければならず、わざわざ休演日に体を駆使する番組に出れるはずもなく(蓋を開けてみたらその他の番宣出演も一切なかったのだが)完全に夢と散った。

だが、まだ希望はある。ドラマが連ドラ化すればミタライチームで出れるかもしれない。だが、どうしてもプラスワンの方で出て欲しい。そう、ただの願望である。プラスワンとなるとドラマの番宣だと光一さん一人しか無理だ。だが、どうしてもKinKi Kidsで出てほしい。そう、ただの願望である。KinKi Kidsで出るにはKinKi Kidsの番宣が必要である。ブンブブーンか。しかし新番組でもなく全国放送でもない番組をあの時間帯に番宣するのは厳しい。そこでわたしは閃いた。



ミタライの主題歌をKinKi Kidsが歌えばいいんだ。



は〜〜〜〜い!!!!これで無理なくKinKi Kidsプラスワンに呼べま〜〜す!!!!!わたしの頭の中で無理は無くなりました〜〜〜〜すごく自然な妄想の基盤が整いました状態〜〜〜〜Wコロン状態〜〜〜〜


こうなったら止まらない。妄想が。
いいじゃないか、妄想はタダだ。好き勝手やらせてもらおう。




対戦チームはどうでもいい。ただドラマチームとか連れて来ちゃうとKinKi Kidsに押されちゃうだろうからチーム◯◯県とか元◯◯部とかでいいと思う(適当)


櫻井「本日のプラスワンゲストはこちらの方です!!!どうぞ!!!」

レッゴ----テテテテテテテテテテテテテテテテテテテテ


回転しながらKinKi Kids登場。まさかの登場に驚く後輩嵐ちゃん達。剛さんは短パンに派手なレギンス合わせる志茂田景樹スタイルで登場。光一さんいつもの感じで大丈夫です。何着てもかっこいいです。好きです。(告白)
ここで新曲のパネル持って登場。


櫻井「まさかKinKiのお二人にVS嵐に来ていただけるとは〜〜」

剛「来たらあかんかった〜〜〜???」

松本「そんなことないっす!お二人がこういう番組出るイメージなくて」

光一「自分でも意外やわ〜〜」


かっわいい(床を転がる)この時点で視聴率200%は固い。


  • 1stGame コロコロバイキング
はい、オレンジゾーンKinKi Kidsです、決定事項です。二人が出会ったのが必然だったように二人がオレンジゾーンやるのも必然です。全コンビのためにあるZONE。

嵐「僕らは確実に先輩までボールを届けるんで!!!」

って下り必要。必ずある。先輩来ると途端に真面目にコロコロしちゃう嵐ちゃんでちゃう。


光一「あれやろ?金◯を入れたらポイント高なるんやろ?」
剛「こーいちさん!ゴールデンタイムです」

このくだりある(確信)


二宮「どっちが主導権握るんですか〜〜こういうとき」
剛「時と場合によるな〜〜今回はどうしよっか」
光一「どないしよ〜〜」
剛「まあ夫婦に例えるとぼくが奥さんで(以下略)」


KinKi Kidsは公式が最大手であるとこ、見せていこう。会場とお茶の間の空気をハテナにしていこう。いける、君たちならできる。


まあ結果はどうでもいいんですけど、失敗してプシャーーーって炭酸ガス吹き出してしかめっ面になる剛さんを(ボール無視して)雪崩笑顔で見る光一さんみたいから一球は必ず失敗しよう。


  • 2ndGame  バンクボーリング
コンビ厨のためのゲーム。

天の声「最初の投球はKinKi Kidsでーす」
〜可愛く二人でやる気マンマンポーズ〜


二宮「お二人はコンビを組んでどれくらいですか」

はい、このくだり絶対あります。芸人のコンビが来てもこのくだりあるんだもんKinKi Kidsでないわけない。ここで出逢ってからずっとシンメでお互い以外のシンメ知らないんです〜〜っていうポエミーな感じで歴史の長さ語っちゃえばいいと思う。もれなく泣くからわたしが。


そして投球前の観客の\こーいち/\つよし/ってコールでも『そうだ…このふたり同じ姓なんだ……そして同じ1979年に生まれ100日の誕生日差があってでも学年は一つ違いで(以下略)』って泣けるからこのゲーム最高だな………!!!!

投球は球が仲良く転がっていって寄り添うように赤ピンに到達するのが理想だけど、当たっちゃってパコーーーーンって二手に割れちゃうのもそれはそれでよし。二人で投げてくれたらそれだけでいい(結局)


次に投げるのは二宮相葉コンビにしましょう。二宮さん、さあ存分に相葉さんとの付き合いの長さ語ってください。あなたの時間です。


  • 3rd Game  クリフクライム

きた〜〜〜〜光一さんにやって欲しいゲームナンバーワン〜〜〜〜〜このために出て欲しかった節あるぅ↑↑↑↑☆☆


だって絶対かっこいいじゃん(断言)
ペアを組むのは信頼と実績の大野智でお願いしたい。

櫻井「光一くんこういうの得意そうですよね」
光一「こういうのやったことないからわっからへん。階段落ちるのなら得意なんやけど」

ここで潤くんあたりが光一さんのフライングが綺麗って話、ぶち込んでくれるよね????潤くんが知らないわけないよね????

剛さんはこのターン微笑んでるだけで大丈夫です可愛いです。もちろん光一さんのグリップは剛さんが投げてください。多少コントロールミスっても必ず取ってくれます。

二番手が光一さんで華麗にアゴクリアして頂上の50Pボタン押して華麗にフライングしてヒューーーーで〜fin〜



後輩と絡みましょうのターンです。

一回戦、二宮、つよし、大野

やっぱり二宮君との絡みは外せないので。しかしここで心配なのは「二宮、顔デカない?」のいじりをやってしまわないかどうかです。不安です。非常に不安です。夜7時台に嵐のメンバーにそのいじりは危険です。まあ大丈夫でしょう…

大野くんは個人的に剛君と趣味の面で合いそうなので持ってきました。

×2のストーンをつよしくんが任されます。

剛「こういうの大得意ですから」
二宮「イヤイヤ先輩。やったことないでしょ」

多分失敗すると思います。やんのやんの責められる剛くん悪くない。



二回戦、櫻井、光一、相葉


相葉さんは唯一、光一さんとの接点があるので持ってきました〜〜〜〜そうです一緒に野球した話です〜〜〜ユニフォーム着込んだ光一さんが高級外車から出てきた話です〜〜〜〜

普通アイドルは乗ってる車が高級車であることをおおっぴらにはしないんですけど、光一さんはキャラとして成立してるからいやらしさないし逆に光一さんがやっっっすい車乗ってたら嫌なのでつまり高級車乗ってる光一さんエピソード大好きだから相葉雅紀様頼んだ。

相葉「光一くんと野球やったことあるんですけどぉ〜すげえ高級車できて」
光一「やめろやぁ」
剛「いやらしいわ〜」


大満足(わたしが)

あとここになぜ櫻井さんを入れたかについてですが単に見たいからです。好きな人が並んでる姿をヒャッハーーーーーーーーっていいながらキャプりたいからです。以上です。


  • 5th Game  キッキングスナイパー

まあ、こうなるよね。最近の流れ的にそうだよね。

一番手:松本、二宮
二番手:相葉、櫻井、大野
三番手:KinKi Kids

櫻井「ぼくらがだめでもKinKiのお二人が最後に控えてるんで」

剛「ぼくなんか奈良の本田って呼ばれてましたからね〜」
光一「その頃本田選手おらへんやろ」

このくだり絶対あるよぉ〜可愛い。


まあ結果はどうだっていいんですよ。あの狭い空間で交代でKinKi Kidsがボール蹴ってるだけで可愛いからいいんですよ、パーフェクトとったらハイタッチしちゃえばいいじゃない。




長かった。


打ってて疲れた。けど、プラスワンゲストが現実化した時にこの思いついたことを見返したかったから文字に残してみました。VS嵐の収録もブンブブーンのロケも火曜日かもしれない。だけど同じフジテレビじゃないか。なんとかしてくれよな☆冗談です本気でお願いします。お待ちしております。





堂本光一8年ぶりドラマ

石岡くんが可愛い。



ワトソン界でも可愛いキャラだと聞いていたが、ここまでかわいいとは聞いてない。割烹着は聞いていたが、トナカイまで着せたとは聞いてない。ありがとう、フ◯テレビ。堂本兄弟が終わるときその球体部分爆破してやろうかと思ったこと、今ここに謝罪いたします。

導入シーンであるラジオの話をミタライにする石岡くんからもう「あっ、この役当たりだ」感がハンパない。あの時点でミタライとの関係をよく表している気がする。(まず、わたしならあんなめんどくさい返しするやつと同居できない)途中ハットかぶった時は私をどうしたいのかと思った。

かっわいいいい!!!!!

推理ドラマを見始めて奇声を発し出した娘を父は何か変なものを見る目で見ていた。当然の反応である。わたしも自分の娘が奇声をあげながら推理ドラマ見たら心配する。

それでも石岡くんがぎゃわいい(泣)

現場に行った時のグレースーツの似合わなさ。光一さんだとスーツがコスプレになる。天界の人間がすぎる。グレースーツから品の良さ溢れ出ちゃってるね???????????お顔の美しさにスーツがついて行ってないね?????????


ひまわりの種をシマシマっていうの床転がり案件だし他人にわからないミタライの機嫌わかっちゃうのほんと石岡くん(泣)って感じ。かわいい(泣)


開始30分弱でもう息絶え絶えだったわたしにさらなる追い討ちが。


急にトナカイが出てきたんだが。


なんだこれ。しかも胴体にフードでトナカイの顔がついてるんじゃなくて胴体と頭セパレート式なのお歳暮案件でしかない。可愛い後頭部と鎖骨まで同時に拝めるなんて眼福。そして動くたびにちょっと動く尻尾!!!!!!可愛い!!!!着せた方天才なんじゃない?あっミタライか天才だった(納得)



そして不謹慎だけど喪服が似合う



喪服について語ろうとしたんだけどどう語っても不謹慎になるので省略。ただ動画をとる光一さんを見て私の中の何かがはじけた。かってに光一さんの未来予想図描いて鬱になるターン。自分の子供の運動会にいく光一さんのこと考えて鬱。授業参観いく光一さん考えて鬱。「うちの子が世界一かわいい〜〜♡♡」でしょうね!!!!その遺伝子持ってたら可愛いでしょうね!!!!!!(鼻息)なんの話だこれ



なんかパジャマ着てる。(鼻血)


いや〜〜まさかパジャマ姿まで拝めるとは、ありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!全力で感謝の気持ち届けたい。お歳暮案件すぎる。ほんと軽率に水羊羹送りたくなっちゃうからこまる。

こんなチェックのパジャマ着てる人が今帝劇で空飛んでるんだぜ〜〜信じられないだろ〜〜〜わたしも〜〜〜(死)またSHOCKを前に心配事案増えた。


不貞腐れながらネクタイ緩める石岡が可愛い!(通算1258回目の可愛い)


もうここまでくると普通の人が一年に使う可愛いを二時間弱で使い果たした気がしてる。息を吐くたびに可愛いが出てくる。にしても「民間人上等」のセリフの似合わなさよ〜〜(褒めてる)いません〜〜〜あんな民間人いません〜〜。生まれ落ちた時から民間人として生きれない運命背負ってたんだよ光一さんきっと…(重)あんなに民間人にしても馴染まない顔ない。なかなかない。



で、なんやかんや謎解きがあって(雑)


まさかの割烹着で〜fin〜



ありがとうーーーーーーもう何度目かわからないけどありがとうーーー!!!!
わたし、いままでに光一さんのドラマはリモートしか見たことなかったから尚更玉木さんとの共演高まったしミステリ好きなので普通に楽しめました。満足。


だから


続編お願いします!!!!



もう毎晩フジの方面に向かって祈りの舞披露するから(?)可愛い石岡くんもっと見たいよ〜〜〜(泣)(泣)



人生初SHOCKを前に書きたいこと

人生初SHOCKが迫ってきている。これは非常に由々しき事態だ。二日に一度はSHOCKの夢を見る。そしてツイッターではSHOCK観劇の先輩方にあの舞台は気をつけろと言われる。今から震えが止まらない。西野カナばりに震えている。座長に会いたくて会いたくて震えてるのか観た後の自分の運命がどうなるかわからないことに震えているのか自分でもわからない。

そこで私は人生初SHOCKのまえに自分がどのようにして堂本光一という人間に堕ちたかを勝手に記しておきたい。これは KinKi Kidsに興味を持ってから今日までの記録であり、ひどく自己満なものである。





わたしがハマった一番最初のジャニーズは嵐である。自担は櫻井翔であった。中1から友人の影響で嵐の曲を聴き始め、インテリに目がない私はNEWSZEROでキャスターをする櫻井くんに惚れた。(その前に好きだった芸能人はロザン宇治原さん。どれだけ学歴フェチなんだよ)
ちょうどその時期から十周年も相まって嵐のメディア露出が急増した。毎日募る櫻井くんへの想い。しょーちゃん♡などとハート混じりで会話もしたこともあった。あの頃私は若かった。それからずっと嵐が好きだった。嵐を勧めてくれた友人が関ジャニにシフトチェンジしても、中学時代の嵐ファンが高校入学とともにこぞってバンドに流れても、わたしは嵐が大好きだった。
しかし、神様は私に非情だった。高校合格して許されたFC入会。わたしの名義は今現在まで一度も活躍したことはない。2011BW、2012アラフェス、ポップコーンと相次いで落選。(ポップコーンは友人が当ててくれたので行くことはできた)。そして、私に一番影響を与えた出来事、それは2013アラフェスの落選である。
当時高校三年生、受験生であった。それゆえ、冬にあるツアーには確実にいけないことがわかっていた。つまり、アラフェスはその一年での最後のチャンスだったのである。前述したように、わたしの名義はとにかく働いていなかった。だから謎の自信が湧いていたのだ。

「絶対に当たるはず」

そして神様は私に微笑まなかった。見事に落選したのだ。普段だったら凹みはしたものの切り替えられていたはずである。しかし当時の私は「普通」ではなかった。

「アラフェスまでそれを楽しみに勉強頑張って、そのあとはその楽しかった時間を思い出しながら最後まで乗りきろう」

あんな倍率の高いコンサートを前にまあ舐めた未来予想図を描いていたのである。さらに打ちひしがれたのは2012アラフェスに行った姉が今回も当たったということ、そしていつも一緒に嵐行動をしてきた友人が私を置いてアラフェスに行くことを決めたのである。(もちろん、彼女たちに罪はないのだが)

そして私の打ちひしがれ要因はそれだけではなく勉強面にも及んだ。ある大学の指定校推薦の要件に評定平均が0.1満たなかったのである。


もうズタズタであった。何を頑張ればいいのかわからなくなってしまった。私にとって嵐は勉強する糧だった。彼らがいないと頑張れなかった。大学受験がそういうものではないことはわかっている、理論的にはわかっているがどうしようもないことがある、これがそのどうしようもないことだった。

しょっちゅう泣いていた気がする。よくわからないことで泣いていた気がする。問題が解けないことに苛立っては赤本を床に叩きつけていた気がする。泣きながら解いた問題集は涙で濡れてシワシワになった。嵐の番組を見ても楽しいと感じられなくなってきた。背中を押してくれる歌詞の歌を聴いても「うるせえ」と思うようになった。我ながら嫌な性格だ。(もちろん、嵐には非はありませんよ)


そんな時だった。わたしが剛くんの歌に出会ったのは。「瞬き」である。

音が、言葉が、久しぶりにすっと心に入ってきた。気づいたらAmazonで注文していた。そして届いたCDを聴きながら泣いていた。

KinKi Kids、剛さんの音楽に出会ったのはこれが初めてではなかった。「約束」がリリースされたとき、母がその曲が好きだと言ったので誕生日にプレゼントした。それからKinKi Kidsの音楽が好きでG〜Kアルバムまではその時までに持っていた気がする。しかし、興味があったのは剛さんの特徴的な美しい歌声に対してが主であった。本当に本当に申し訳ないがその頃光一さんへ興味のベクトルはほとんど向いていなかった。けれどその考えはすぐに変わった。彼の王子様みたいな顔、そして中性的な容姿なのに芯が通って男らしい姿、ちょっと普通のアイドルとちがうファンの愛し方。彼に興味を持たないなんてわたしには無理だった。すぐに光一さんの虜にもなってしまった。


「剛さんの声」「KinKi Kidsの歌」に対しての興味のベクトルだったのが「堂本剛」「堂本光一」「KinKi Kids」へのベクトルに変わってしまったのだ。


それからわたしのキンキを追いかける日々が始まった。まずは毎週日曜11:15〜放送していた新堂本兄弟。これを楽しみに一週間頑張って、これを見たことで次の一週間頑張った。学校から帰宅すると堂本兄弟をかならず一本見た。見てから勉強を始めた。


この間にもわたしは嵐が好きだった。バラエティー番組では笑ったしLOVEというアルバムは個人的に名盤だと思った。だが辛かったのだ。聴くのが見るのが。楽しみより辛いが先立ってしまった。(しかし、受験が終わって大学生になったらまた素直にいろんなことを楽しめるようになった。今でも彼らを応援している)



模試終わりには毎回と言っていいほど母に頼んでブックオフに寄ってもらった。そこで、ある限りのCDを買った。新しい曲に出会うたび幸せだった。背中を押してくれる歌詞の歌に「うるせえ」というタイプの人間になってしまった当時のわたしには自分に関係ないラブソングがとても心地よかった。「君に会いたーい、今会いたーい」と歌ってるKinKi Kids。会いたい恋人がいない私。勉強しかない私。なぜこの構図が心地よかったのか、今の私にはわからない。受験マジックなのか(?)


ちょうどその頃KinKi Kidsは久しぶりにシングルを出した。そして2年ぶりにアルバムを出した。2年ぶりにNHKで生ラジオをした。わたしにとって全てが新鮮でとても楽しかった。


大学の下見のついでと理由付けして12/31には東京ドームにグッズだけを買いに行った。大学の滞在時間2分、ドームの滞在時間30分。どちらがメインだかわからない。中に入りたい、二人を見たい。しかしぐっとこらえて帰ってきた。まだわたしにはやらなければならないことがある。終わったら全てを解き放って楽しもう、そう前向きにとらえて。



無事に大学に合格し受験が終わった。大学の書類を出しに郵便局にいき、そのときにKinKi KidsのFCに入った。家に届いたなんとも言えないデザインの会員カードがとても輝いて見えた。


大学の一年生でいろんなKinKi Kidsに触れられた。

剛さんのソロコンも一人で行った。初めての一人コンサート。あのとき私を救ってくれた歌声を生で聴けて自然と涙が出た。

運良くLIVEMONSTERの番協に行くことができた。146cmにはオールスタンディングは辛かったが(歌収録はほぼ見えなかった)がトーク収録の際初めてKinKi Kidsを生で見た。真顔を保ちながら「剛さんかわいい!!!!光一さん顔ちっさ!!!!うーわちっさ!!!!マメみたい!!!!」って心の中で叫んでいた。

2013の大晦日にこらえて帰ったドームに行くことができた。KinKi Kidsのコンサートに行くことができた。1日のチケットは自分で確保できなかったのだが、優しいキンキ担のお姉さんに譲っていただけた。譲っていただける時に「天井席なのー( ;  ; )ごめんね!」って言われた。その空間に入ることを諦めていた人間なのでどの席でも嬉しかったのに、そんな言葉をかけていただいて本当に感動した。天井席だが、真正面だった。綺麗なMの花道が見えた。そこから見るキンキコンの照明の美しさに対する感動をわたしはきっと忘れることはできないだろう。

そして31日、カウントダウンコンサートにも行くことができた。もうここまでくると神様がわたしに施しをしてくださってるようにしか感じなかった。まあそのカウントダウンは蓋を開けてみたらマッチコンであったのだが。しかし、光一さんが一つ歳を重ねる瞬間に同じ空間にいることができた。そのためのチケット代だ。マッチコンであったとしても文句は言うまい(建前は)(ほんとは年男メドレーとか見たかった)(次の年男12年後だぞわかってんのか)(文句たらたら)



見る世界、見る世界が宝箱のようにキラキラしていたKinKi Kids


去年の帝劇のSHOCKは2月受験で行けなかった。3月は時間的余裕があったのだが、FCも入っていなかったし一般の日はセンター試験だったと思う(記憶があやふや)。まあまとめるととにかく行きたいのに行けなかった。


行きたくて行きたくて仕方なかった舞台にもうすぐいける。これがキンキに興味を持ってから受験が終わるまで諦めていたキンキゴトの最後である。きっとまたわたしの知らない美しいキラキラしてそして力強い世界が広がっているんだと思う。あの座長が夢を見せてくれるんだと思う。新たな世界を体験できる楽しみは最初の一回しかない。この初観劇を大切に大切にしたい。


わたしの初観劇は16日だ。それまでバイトをがんばろう。文句を言ってくる客の顔にSHOCKのチケットを脳内で貼ればナンテコトナイ。ゼンゼンモンダイナーイ。


なっげえな自分。とにかくこの思いを抱えてSHOCKに行ってくる。